数学系科目について(2015年度以降入学生対象)

 

 

 

 

【導入科目(2単位)】

数学や統計学などの基本を学び、基礎的な計算能力を身につけます。これらに自信のない人たちのために

かれていますが、また教員試験や公務員試験、入社試験などを受けるに際して不足しがちな基礎的教養を深

めるのに役立つでしょう。また、日頃縁遠い数学に対する興味を呼び起こし、多様な数学系科目への導入と

もなります。

 

○数学入門(2単位)

関数について学び『微分と積分』につながるものと、初等幾何学について学ぶものの2種類があります。

シラバスを見て確かめて下さい。

 

○確率・統計入門(2単位)

統計学の初歩と確率の考え方、確率的な分布のごく初歩を学び、『数理統計学』につながります。

 

○数学への旅(2単位)

数学ではどんなことが研究されて来たのか、やさしく紹介する科目です。高校までの数学とはちがう数学の

姿を知り、その深い内容の一端に触れたあと、自分の世界が広がったと感じられるでしょう。

 

 

【基本科目(4単位)】

数学の基本にあたり、社会科学や情報科学など各方面の専門科目を学ぶための基礎知識ともなる領域です。

理論を学びながら、計算能力も習得します。教員試験や公務員試験、入社試験などを受けるのに必要な教養

の土台となるでしょう。

 

○行列と行列式(4単位)

○微分と積分(4単位)

○数理統計学(4単位)

 

 

【発展科目(2単位または4単位)】

さらに進んだ数学に触れ、さまざまな学問にも役立つ数学的教養を強化します。

 

○数理と論証(2単位)

数学における基本的な論証法について学びます。

 

○数理と計算(2単位)

各種就職試験の問題も視野に入れ、論理的思考、計算能力を身につけます。

 

○数学の世界(4単位)

2つのタイプがあります。

1.『微分と積分』・『行列と行列式』の知識をもとに、社会科学を勉強する上で欠かせない数学的理論を

学ぶものです。

2.初等整数論に関する問題演習をします。典型的な数学の分野でありながら、高等学校までの数学で

あまり取り上げられていないものです。